Hanamoyu’s diary

世の中に思うことを本音で柔らかく語ります

地方で働くということ

地方創生のもと、国が地方に人、おカネが流れる仕組みを構築しようとしています。その取組の一環として、今日の毎日新聞では三大都市圏の私大学生数抑制に関する記事が取り上げられていました。


3大都市圏:私大の学生数抑制へ 文科省、定員超過厳格化 - 毎日新聞

国が抑制まで考えるなんて本気度を感じますね。私は地方に人、おカネが流れるのは賛成です。

それにしても、なぜ日本では三大都市圏、東京への一極集中が進むのか、、、。確かに東京は日本の政治、ビジネスの中心ですが、「新興国」に多くの成長の余地があり、皆が注目するように「地方」にも十分な成長の余地があると思います。

私は社会人になって暫く地方に就職していました。現在は三大都市圏の一つで仕事をしています。どちらの良さも悪さもわかっていますが、どちらで働きたいかというと「地方」で働きたいと思います。

理由は簡単です。

  • 地方は生活の質が高い(海あり、山ありのアウトドアライフ)
  • 地方は近所の人との付き合いが深い(昔ながらの家族的コミュニティ)
  • 地方は成長の余地がある(東京で流行っていることも地方ならまだこれから)

上記三点は一概に「そうだねー」という感じではないかもしれませんが、私が地方、都市で生活した感覚ではなんとなくそんな感じです。

これから地方ビジネスが熱いんじゃないかなと勝手に思ってます。優秀な人も集まりやすくなれば地方から世界へ!!というのも当然になるかもしれないですね。

ちなみに地方で創業を考えていらっしゃる方がいらしたら、以下の本はおすすめです。

里山資本主義  日本経済は「安心の原理」で動く (角川oneテーマ21)

 

あとはやはり東京で本当に活躍している人たちに地方に出向いてほしいとも思います。私は地方にいたときに、色々と著名な方の講演や、勉強会に出るために毎回都市圏に出る必要がありました。東京で活躍している人たちが地方に赴き、多くのことを還元してくれたら、、、。よくそう思っていました。勝手な話ですかね、、。

 

人生のフェーズ その2

前回からの続きです。

人生のフェーズ - Hanamoyu’s diary

人生のフェーズという言葉で思うところがもう一つあります。

先日大学時代の友人家族と食事をしました。凄く久しぶりに会ったのですが、みんな一見変わらず、中身は少し成長したという感じでしょうか。学生のときは年中一緒にともに過ごした仲間も今はなかなか顔を合わすことがありません。彼らとの時間は学生時代に気持ちが戻り凄く癒されます。ただそこで痛感するのは、人生のフェーズが変わるにつれて付き合う人々の種類も変わるということ。

 

自分の居場所を求めて歩いているうちに、昔一緒に過ごした人たちはいつの間にか遠くに行っている。歩いた道を振り返るのはたまにはいいですが、「今」と「これから」生きる上では、自分が歩いてきた道にいる人たちよりも、これから歩く道の先にいる人たちとの時間を求めてしまいます。

 

人が皆そうであれば、将来を見据えて人脈を形成するということは本当に大事ですね。フェーズによって色々なことが変わる。商品やサービスでもフェーズによって顧客層が変わることがありますよね。人生のライフサイクル全体を見据えて今がどういう時期なのか。次がどういう時期なのか。その時に一緒にいるのは誰なのか。誰といればいいのか。人間関係にまでこんなビジネスチックな考え方を持ち込むのは人間味がないことかもしれませんが、いちビジネスマンとして生きる上ではそれもまた一つの考え方かと思います。

 

ただ、「家族」はやはり特別ですよね。会社でも「ずっといっしょに仕事をする仲間」と商品やサービスの隆盛を一喜一憂して見ているように、これからをいかに楽しく生きるか、家族と一緒に考えながら人生をずっと一緒に過ごせられれば良いと思います。皆さんはどうですか?

人生のフェーズ

年を重ねるごとに時間の感覚が短くなる、、、誰しも感じられることかと思います。私もブログを始めたはいいものの、少し忙しい時期が続き前回投稿から1ヶ月経ってしまいました。。。早いですね、、、、。間があきましたが継続できるよう頑張ります。

 

今日は「人生のフェーズ」について考えてみたいと思います。ビジネスで言えば商品やサービスにライフサイクルはつきものです。企業の商品企画やプロダクトマネージャーは製品ライフサイクルの前提をもったうえで収益性の予測や評価を行います。よくライフサイクルを「導入時期」、「絶頂期」、「衰退期」などのフェーズで表現したりしますよね。

 

自分の人生にそういうのがあるのかなと時々考えます。30代の今は人生のどんな時期であることがいいのかな、、、、と思ったります。一般企業にいると40代から管理職として仕事の面白みにめざめ、50代は経営に携わり次世代を見据える立場に、、、と聴いたりしますが、30代はその準備期間ということになるのでしょうか、、、。これは人によっても見方、考え方は違うと思います。

 

私は以前尊敬する先輩にこんなことを言われたことがあります「20代勉強できないやつは30代でサボって、40代でごまかして、50代で消えていく」。厳しいお言葉ですが、それも一つの見方なのだと思います。この言葉を借りるとやはり20代ぐらいから勉強して、30代は一生懸命やらないといけない、ということですね。

 

自分を高めるために常にモチベーションを持つことは大変難しい事ですが、高い意識をもってがんばりたいと思います。

残念な夫、、、、、

今、「残念な夫」というドラマが放映されています。私の妻が見ているそうですが、この主人公の「夫」に対する「妻」の気持ちがよくわかるとぼやいています。

少なからず、小さい子供を持つ家庭はみなさん似たような経験をされているんでしょうね。

具体的には、子育てに疲れていそうな妻を気遣い、平日の仕事でつかれているのに、休日は自分から子育てを買ってでてみる。でもあまりに不器用で、今まで家事もろくにしてこなかった自分が、自分の面倒も見れない状況で、こどもを満足させられるはずもなく、、、「はぁ、、おれって不器用だな、、、、」とかって思ってしまう。そんなワンシーンでしょうか。

私はも同様の感情を抱いたことがありますが、そのたびに「奥さんってすごいな、、、、」って思います。惚気でもなんでもないのですが、妻は一切小言をいわず、無駄遣いもせず、家事もこなし、子育てもこなし、私の親戚のあいさつにもつきあい、、、。つくづくできた人だと思います、、、。

付き合い始めてからもだいぶ長いですが、ずっと変わらない。本当にすごいですね。自分の子供にもこのように育ってほしいもんです。

 

本当にただのぼやきでした。

ポジティブシンキングが心を楽にする

世の中には「なんでわざわざそんなに気にさわる言い方をするのか」と思うぐらい、普通のことを「カチン」とする言い方で話してくる人がいます。

特にプライドが高く、心に余裕がない人は、自分を大きく見せようと、とにかく上から目線で話すのが習性になっている人もいます。

そういう人に限って保身に走るため、周りを攻撃します。

周囲にそういう人、絶対いますよね。

でもいちいち気にしてたら自分の身が持ちませんね。僕も最初に入社した会社ではよく先輩にみんなの前で大声で怒られたり、結構いやな思いしました。

関西の先輩にはのりで頭を叩かれたりもしました。

でもそんな人は、人から尊敬されることもなく、影ではダサいあだ名を付けられて後ろ指をさされていることにも気づいていなかったように思います。

ただ、彼らを反面教師にして、未来の自分への教科書として彼らの短所を文字に書いたりしたことが、今の自分にも役立っている気がします。

どんな人からも学ぶことってあるんですね。

よく「自分を人生劇場の主人公だと思え」みたいな言い方で人を励ます人がいますが、これって結局心のもちようで、面白き事無き世を面白くって考え方ですよね。

やっぱり、同じ現象を見ても人の捉え方はいろいろですが、自分の心の管理をするのは自分なので、自分が楽しく思えるように物事をとらえることが、ストレスを溜めないコツでしょうか。心を楽にしたいですね。

なんか脈絡のない感じですが、今日も一応投稿しました。引き続き頑張ります。

 

ひとを動かすもの

NYヤンキースから黒田選手が広島カープに帰ってきますね!広島カープファンの皆様おめでとうございます!(ちなみに私は野球観戦そのものが好きです。特に高校野球

黒田選手は高額な年棒(20億円程度??)をもらってメジャーに残る選択肢があったにもかかわらず、年棒4億円の広島カープに戻ることを決意された。お金ではなく自分を育ててくれた球団への貢献を選択したわけです。こんな黒田選手の姿は「男気」として広島カープファンのみならず、他球団のファンもすごく評価しているようですね。

私は黒田選手の自伝「決めて断つ」を読んだことがありますが、黒田選手は高校時代はスタメンでもなく、大学に入って野球を続けるかどうか悩んでいたそうです。当時からしてメジャーリーグの最前線で活躍するなんてことは全く想像もされていなかったと思います。その後大学野球を経て、広島カープに入団。カープでの活躍は皆様ご存知のとおりかと思います。

私がここで注目したいのは黒田選手が「広島カープへの復帰」を選んだ事実です。年収が5分の1になっても帰りたい球団、、、、。その魅力は一体なんなのでしょうか?広島カープはオーナー会社で資源が限られ、選手の年棒総額も12球団で常に下の方です。黒田選手を復帰させたその「モチベーション」はお金ではなかったということですよね。

普通のサラリーマンではなかなか考えにくい選択だと思います。黒田選手の意思決定をサラリーマンの世界に少し当てはめて考えたいと思います。一般に企業が従業員の仕事へのモチベーションを考える際には「内発的モチベーション」と「外発的モチベーション」に分けて考えられます。

  • 内発的モチベーションは「組織に貢献したい気持ち」や「達成感」、「お金では測れない自分自身が感じる価値」に起因するモチベーション
  • 外発的モチベーションは「お金」、「報酬」など外的要因によって誘発されるモチベーション

黒田選手は内発的なモチベーションが働いて広島カープへの復帰を選んだという理解ができると思います。ただ黒田選手の場合はすでに「お金」や「報酬」などは一般人からみて十分に恵まれたいたと言えますよね。「お金」が意思決定に重要といえなくても頷けます。

一方で広島カープは黒田選手の内発的モチベーションを上手に誘因したといえます。これは黒田選手を責任をもって育て、メジャーに笑顔で送り出し、いつでも復帰を迎え入れる姿勢を示したその「真摯」な姿が黒田選手に響いたからではないでしょうか(前田選手や新井選手、金本選手もカープが大好きだったとききます)。

そう考えると内発的モチベーションによる選手の確保というのはメジャー1級の選手を相対的に低い年棒で確保するという点では大変投資効率がよいという評価ができます。「じゃぁうちの会社も広島カープのように、従業員の内発的モチベーションを誘因する取り組みを始めよう」といってもそれは簡単なことではないのは肌感覚でわかりますよね。ただ、考え方として「お金」による外発的モチベーションだけでなく、「こころ」による内発的モチベーションもうまく絡み合わせていくことで、組織に優秀な人材がのこり、強い集団ができるのだと思います。

黒田選手には是非日本球界に世界の経験を持ち帰ってきただき、球界全体のレベルアップの貢献してもらいたいと思います。

同様に日本人で世界で活躍している人は沢山いると思います。そういった方々が、日本にいつか戻って、日本を元気にしてくれたら素敵ですね。

 

 

 

自分が変わると周りも変わる

大学を卒業した新卒一年目に、人事の方から「7つの習慣 」を読むように勧められたことがあります。これって自己啓発の定番かもしれませんね。最近は漫画や、子供向けの7つの習慣関連の本も出ているみたいですね。私も時間をみつけてちょっと見てみたいと思います。

ところでこの本のメッセージの一つに(個人的に勝手に感じたものかもしれませんが)、「自分が変われば周りも変わる」といった趣旨のことが書いてあった気がします。私はこの旨のメッセージを現実に当てはめると二つの展開があると思います

  • 自分が変化に家族、友人、同僚が気づき、彼らの自分に対する見方が変わる
  • 自分が変化する事により、付き合う友人、同僚自体が変わる

どちらも自分の変化が起因になりますが、端的に言うと前者は「自分を起因として自分と同じ環境にいる人を変える(私はこれを「リーダーとしての変化」と呼びたいと思います)」、後者は「自分が変わることで自分がいるべき環境を選びなおす」(これは「フォロワーとしての変化」とでも呼びましょうか)ということになると思います。

いつまでも旧来の友人を大事にしたい、今の環境は好きだけど周りにも変わって欲しい人は前者のパターンを意識する必要があると思います。

今の環境が合わない、自分と同じ価値観を有する人と高みを目指したい人は後者を意識する必要があると思います。

それぞれの置かれた立場によって、どちらのパターンの変化を必要とするのか意識してみるのが大事なのかな、と思ったりします。

例えば企業の経営者など企業文化を創り出すリーダーは簡単に自分の会社を出てもっと自分の価値観と合うところへ、、、、なんて事は簡単には行きませんよね。しっかり責任をもって周囲を変えていく必要があります。

逆に新入社員でまだ周囲への影響力も政治的なパワーもない人が「自分が変わって周囲を変えるんだ」と意気込んでもそれは大層な力仕事ですよね。会社のためになることはいいですが、どこまで他に自分が成長できる機会を犠牲しながら現在の環境に身を置き続けるかは要検討ですね。

今の自分の環境で、自分に与えられた役割がリーダーであれば「リーダーとしての変化」が必要でしょう。

今の自分の環境ではリーダーになれそうもなく、ついていきたくもない場合は「フォロワーとしての変化」が必要かもしれませんね。

私と同年代、あるいはより若い人たちは常に働いてる自分に「もやもや」を感じてる人も多いかと思いますが、何か変化を起こすときにどちらのパターンの変化が「今」に適しているのか、考えながら少しずつ変わっていくのはよいかもしれませんね。

今日もあまりつらつらと思ったことを書いてみましたが、いずれにしても私自身新入社員の頃と比べると自分も周りも、付き合う人も変わりました。久々にあって「全然変わってないなー」っていう大学時代の仲良い友人もいますが、これもまた大事な友達ですよね。一度家族も含めた自分の大切な人の棚卸をしてみると楽しいかもしれませんね。