Hanamoyu’s diary

世の中に思うことを本音で柔らかく語ります

仕事哲学

成功体験と自己肯定

「日本企業の競争力低下は過去の成功体験に固執した結果、新たな変化に対応できなくなった企業体質にある。」と新進気鋭のベンチャー企業経営者や企業アナリストが言う。 考え方は人それぞれですが、私の考えは違います。多くの大企業で大きな成功体験を実感…

プリンシプル

何事に取り組むにも「プリンシプル(原理原則)」を大事にしたい。 しかし、プリンシプルは人々の思想や生きた背景で異なるのが常である。 社会で生きていくなかで、プリンシプルを持たずして、人に合わせて生きていくことは多くの人が経験したところだろう…

生産性のジレンマ

「生産性」は「少ないインプットで大きなアウトプットを出すこと」と定義されることがある。しかし、そこで考えてほしい。「生産性」の値を最大化することが目的になると、人生においてはそれが必ずしも喜ばしい結果につながることではないということを。 生…

「動き」をつくる

仕事で中々結果が出ずに悩んだりすることはないでしょうか?(恐らく、誰にでも一度はそういう時期があると思うのです) 特に結果が見えやすい経営者や営業担当者はそのような気持ちになることが多々あるのではないでしょうか。 「結果が出ないとき」にどの…

5S

5Sというのは 整理 整頓 清掃 清潔 しつけ のことで、知っている人は多いと思います。しかし、この5Sが、言葉の順番通りに行われることこそが、大事であるということは意外に知られていないのではないのでしょうか。 工場の現場でも、清掃を良くしているのを…

個の価値を高める

組織としての結果の出し方には色々ありますが、以下が主な2パターンであると考えます。 結果を残す組織の上層部のみを鍛え上げ、下層部は切り捨ててゆく(焼き畑農業式) 下層部も含め、個人個人を大切にし、結果がでるまで執念深く継続する(園芸式) 1.は…

~させてい戴いているということ

まだ職場で新人だったころに、取引先の営業マンから言われた言葉が今でも心にねづいています。 「いつもお客様に感謝の気持ちを忘れずに、仕事をさせて頂いているという気持ちを持っています」。 社会において一人で大きなことを成し遂げられることは個人競…

パラレルキャリアという生き方

パラレルキャリアという生き方、皆さんどう思われますか? 今、本業の仕事以外にも、趣味や過去の経験で培った自分の魅力的な部分をビジネスにする人たちがいます。一つの会社で、閉じられた世界でのキャリアを追及するだけでなく、まだ何もない平地に自分の…

何をするか、誰とするか、どうやってするか

前回の記事に関連しますが、「成果」に大きく影響を与える因子として「誰と」、「何を」、「どうやって」やるかということが考えられます。 働く時間とアウトプット - Hanamoyu’s diary 働く時間とアウトプット - Hanamoyu’s diary みなさんは仕事をする上で…

働く時間とアウトプット

ホワイトカラーエグゼンプションという言葉を最近よく聞くようになりました。知的労働者の残業扱いを見直すものです。高給の職業(専門職や製薬会社の研究職)が対象とのことです。 生産活動に直接関与する直接労働者は働く時間とそのアウトプットがある程度…

地方で働くということ

地方創生のもと、国が地方に人、おカネが流れる仕組みを構築しようとしています。その取組の一環として、今日の毎日新聞では三大都市圏の私大学生数抑制に関する記事が取り上げられていました。 3大都市圏:私大の学生数抑制へ 文科省、定員超過厳格化 - 毎…

自分が変わると周りも変わる

大学を卒業した新卒一年目に、人事の方から「7つの習慣 」を読むように勧められたことがあります。これって自己啓発の定番かもしれませんね。最近は漫画や、子供向けの7つの習慣関連の本も出ているみたいですね。私も時間をみつけてちょっと見てみたいと思い…

職場で女性の輝きを感じるとき

安倍内閣が経済再生にむけて取り組んでいる「成長戦略」において女性が輝く日本を作るための政策が推進されています。 個人的には賛成です。私は女性が大半、男性が数名のチームで働いていたことがありますが、そのチーム長はワーキングマザーで「女性ならで…

外資系企業と日系企業の意思決定の違いはなにか

はなおです。 外資系企業に勤務する私はよく海外の方と仕事をする機会があります。 ちなみに以前は日系の企業に勤めていましたが、両者を経験することで、業務における進め方で多くの違いを感じます。 外資(主に米国系) vs. 日系企業の意思決定という形で…