Hanamoyu’s diary

世の中に思うことを本音で柔らかく語ります

本音ではなすということ

本音で語るということ。社会人になると中々できなくなることではないでしょうか。信頼する同僚と二人で話したり、尊敬する上司に相談したりする場合、本音を話せるかもしれません。

 

でも大半の状況で、業務において本音で言い合える、そういった環境はあまりないのが現実だと思います。

 

ただ、本音を言えないというのは、本質的な問題に誰も触れず、誰かが我慢して、声の大きい人が波をつくるという傾向に陥ります。

 

先日、年上の部下と二人になったときにこう言われました。「xxxさんだから言うんですが、今まで我慢して言ってこなかったことがあります。でも、もう我慢していても悪い方向に行くばかりなので、ここで言わせてください」

 

その内容は自分が思ったより評価されていないということに関する上層部に対する不満でした。その方は会社にも貢献し、社外の方からも親しまれ、評価されている部分も多くありますが、本人からしてみれば、自分より貢献していない人が昇進しているように見える、そんな会社の状況に我慢できなくなったのだと思います。

 

「我慢をしても何もいいことがない」、そう感じたようです。私はその方の不満に対して、このように回答しました。

 

「人のモチベーションが下がるときは、自分自身が認められていないと感じる時です。でもたいていの場合、そう感じる必要性はなく、認められている部分は必ずあるはずです。ただ、それが昇進という形で、今目に見えるものにはなっていませんが、誠実に業務に取り組んでいれば、必ず時が認めてくれます。不満は不満ではなく、課題として伝えることで、周囲の視られ方も変わると思うので、時勢をみて、今はぐっとこらえて課題の解決を目指してください」

 

言われた方はどう感じたかわかりませんが、世の中理不尽で不都合なことばかりです。自分がしっかりとした努力をしていれば、場所や環境も変えることができます。それが嫌ならば、今の場所に求められることに誠実に取り組む、、それが一番認められるための近道だと思ったのです。

 

 

 

Lean In

Lean In という本を読みました。著者は世界最大のSNS企業FacebookのCOO(Cheif Operating Officer)を務めるシェリルサンドバーグという女性です。

 

彼女は誰もが羨むような経歴の持ち主(ハーバード大学MBAマッキンゼー国務長官の下でチーフ職員→グーグル→Facebook)でありながら、じつは「女性」であるがゆえに社会で色々な不安や複雑な感情をもちながら過ごしてきたということを語っています。

 

Lean Inとは「一歩踏み出す」といったニュアンスがあるようで、なかなか自分に自信が持てない人に勇気をもって一歩踏み出してほしいというメッセージが込められているようです。

 

この本では女性が男性よりも謙虚であったり、不安になりやすかったりといったことを統計やエピソードを交えて説明しています。

 

ただ、私はこう思います。彼女が抱いている感情は必ずしも男性が抱かないかものかというと、そうではなく、男性でも同様の感情をもちながら生活している人も多くいると思います。そういう意味では、性別にかかわらず、彼女の本に励まされる、あるいは考えさせられる人はいるのではないかなと思います。

 

人は成功よりも失敗を強く感じる。人は希望よりも不安を強く感じる。ただ、それが真実だとしても、その真実を客観的にとらえることができるなら、肩の力を抜いて、世界をもっと楽しく見ることができるかもしれません。

 

どんなに成功しているように見える人でも、たくさん悩んでるんだな、、。勉強になりました。

 

 

LEAN IN(リーン・イン) 女性、仕事、リーダーへの意欲
 

 

こうのどり

今、こうのどりというドラマを見ています。

 

人の生命の誕生をとりまく様々な人間模様をテーマに毎回ストーリーが展開されていくわけですが、なぜか毎回ジーンときてしまいます。

 

人間は生まれたときは何もできない弱者で、周囲の人に支えながら成長していくことをあらためて感じさせられます。そして支える周囲の人も同様にして育ってきた。小さな命の誕生をみんなで喜んで、母をねぎらって、、。なんかすごくきれいだと思う。

 

社会に出ると濁った時間を過ごしているような気もするけど、自分も弱者で支えられて育ってきたという事実をしっかりと感じて、未来の世代を育てていくその責務もまた果たしていきたい。

 

 

コウノドリ(8) (モーニング KC)

コウノドリ(8) (モーニング KC)

 

 

日々のつらつら

10年後、10年前の(今の)自分を振り返ったときにどう思うだろう。

 

いろいろと悩んでいることがあるが、「為せば成る、為さねばならぬ」で考えると、迷ったらとにかくアクションをとっておいたほうが良いのだろうか。

 

今アクションを起こすかどうかで、10年後、大きく変わっているんだろうな・・・。5年前の自分を振り返っても自分がとった大きなアクションによって、今は想像もしなかった恵まれた環境にいるわけで、、、。

 

恵まれていると思うとなかなかその環境から抜け出せないものだけど、10年後の自分が振り返って「よかったなー、あの時そうしといて」と思えるように行動を起こすか。

 

ならぬは人のなさぬなりけり。

 

日々のつらつらも記録しよう。

モチベーションの維持

モチベーションを維持すること、、、。継続は力なり、、、という言うのは簡単でもなかなか実行は難しいですよね。モチベーションを常に維持できる習慣があれば、そうでない場合と比べても多くのことが成し遂げられます。

とはいってもモチベーションは人によって異なり、結局のところ個々の価値観にもとづくんだと思います。不平不満を言いたい時があっても、その負のエネルギーを利用してぐっと前に進めるといいなと良く思います。

頑張ります。

~させてい戴いているということ

まだ職場で新人だったころに、取引先の営業マンから言われた言葉が今でも心にねづいています。

 

「いつもお客様に感謝の気持ちを忘れずに、仕事をさせて頂いているという気持ちを持っています」。

 

社会において一人で大きなことを成し遂げられることは個人競技をのぞいてあまりないでしょう。一見個人競技に見えるテニスの世界でも、錦織選手の周りにはそれを支えるコーチやスポンサーの影があります。

 

ただ、何かをやり遂げて物事がうまく進んだり、逆に何もうまくいかず自分がないがしろにされているような状態においてはよく感謝の気持ちを忘れるのが人間だと思います。人に理由なくきつくあたったり、偉そうな態度をとったりするのは周りへの感謝の気持ちを忘れているということだと思います。

感謝の気持ちを忘れずに、常に「~させて頂いている」というこころで今後も物事取り組みたいと思います。

ふと、感謝の気持ちを忘れそうになったとき、初心に帰りたいとき私は以下の本をおすすめしたいと思います。

働く君に贈る25の言葉

どんなつらいことがあっても、それでもなお感謝。

 

 

 

ストーリーテリングの大切さ

最近、ストーリーテリングの大切さを感じます。ストーリテリングとは簡単にいえば物事を話すときに、その内容に物語性をもたせて話すことです。

簡単に物語性を持たせるといっても、そこには必ず話す人と聞く人の「思い」がちりばめられる必要があると思います。そうでなければ単なる「事実」や「仮説」の羅列になってしまい、聞き手の共感は得にくいのではないでしょうか。

起業家が投資家に事業を売り込むときには必ず「事業立ち上げの経緯」を聞かれるそうです。これにストーリー性がなければ、その事業にたいしての「思い」や「可能性」はかんじられず、投資家を魅せることはできないでしょう。

仕事をしていくなかでも、いつもきれいごとばかりいって中身がないなーって思う人いませんか?そういう人ってなぜか昇進している人もいますが色々なところでやっかまれていたりして、いざというときに誰もだ助けないということになります。上っ面のコミュニケーションでは共感できるストーリーは関係の中で生まれないですよね。

みんなが自分の人生の主人公。もっと主体性をもって人生に起伏をつけてみれば、それは人が見ても興味深いものかもしれませんね。

今日もつらつらかきました。