Hanamoyu’s diary

世の中に思うことを本音で柔らかく語ります

右脳人間と左脳人間

仕事をしていると「あの人は理路整然としていて話はわかりやすいが面白くない」、や「あの人は支離滅裂だけど、時々おもいもよらないアイデアを持ってきてくれる」といったまったく異なる評価を得る人たちをみかけます。

 

私は前者を左脳人間、後者を右脳人間と勝手に呼んでいます。結論に常に理由を求めたり、文脈を大事にする左脳人間にとっては支離滅裂にみえる右脳人間の態度がたまらなく我慢できません。一方で右脳人間からしてみれば話が単純で、だれもが思いつくような結論を正々堂々と偉そうにいう左脳人間を内心「残念な人」と思っていたりすることがあります。

 

どちらも一長一短ですが、何か新しいイノベーションを求められる時、そこには必ずコンテクストにとらわれない右脳の人間の存在が必要だと思います。職業でいうとダンサーやアーティスト、デザイナーのような人を楽しませる職業の人はには右脳人間が多いというのが一般論でしょうか。また企画やマーケティングも右脳人間が多いかもしれません。

 

左脳人間のようにロジックを徹底的に全面に出す職業はなかなか人を楽しませるアイデアというのは出てこないかもしれません。ロジックにこだわると誰もが想像しやすありふれた結論が見えてしまうからです。コンサルティングなどはロジックが重視されるばかりに、奇抜なアイデアはだしにくいかもしれません。しかし、話を進めるうえでは整理が上手な左脳人間も必要でしょう。現状を分析して課題を解決していくうえでは原因究明作業は必要であり、そういった作業には必ずコンテクストが必要になります。また、ストーリーを作成するうえでも自然に流れるようにするうえでは左脳人間の特徴は必要であると思います。コンサルティングに期待されるのはやはりストーリー性あふれる理路整然としたサジェスチョンですかね。

 

私は仕事でチームを組むとき、アイデア出しは右脳人間の人と、業務の管理は左脳人間の人と一緒にするのが効率的だと考えています。つまりは適材適所でチームとしてパフォームすることが一番大事ってことでしょうか、、、。

 

今日も、適当につらつら書いてみました。