Hanamoyu’s diary

世の中に思うことを本音で柔らかく語ります

素直さ

素直でありたいと思いながら、自分が取る行動に対する他人の受け止め方ばかりを気にして素直になれない自分がいるのであれば、それは自分が求める幸せとは程遠い姿なのかもしれない

自分の幸せはお金ばかりではないと思うようにしていても、人生の中で直面する多くの選択肢に対して、経済的価値を基準に判断をしてしまうのでは、幸せを感じられるはずがない

せめて家族に対しては素直になりたいと強く心のそこから誓う一方で、家族にこそ強い自分でいたいという心の矛盾が自分の行動を歪曲する

年齢を重ねれば重ねる程、社会の曲げられた価値観に合わせる自分がいるのかもしれない

素直は必ずしも社会的地位、経済的価値とは直接には結びつかないかもしれないが、人間的暖かさやつながりを育てる大切な純水のようなものなのではないだろうか

それでも人と人が必然的にすれ違う社会であり、経済的価値が建前的な幸せの指標として解釈されている以上、素直になれず心が疲れていく人が生まれるのではないだろうか