時間のありがたみ
過去に「幸せ」とは何かについて、外資系戦略コンサルティングのコンサルタントの方と話しをしたことがあります。
彼が言っていたのは、幸せは分解すると以下の3つ。以下の3つが満たされれば、基本的には人は幸せと感じると言っています
- お金(経済的余裕)
- 愛情(心理的充足)
- 健康(身体的自由)
さすが、賢くて物事を分解するのが上手といわれるコンサルタントだけあって、きれいに定義したなと思いました。確かに、人によって差はあれ、上記の3つについて、それなりに満足できたら、きっと幸せを感じることができるのでしょう。
ただ、私が感じたのは上述の「幸せ」の定義には「時間」という大事な概念に触れていないということです。
お金にしろ、愛情にしろ、健康にしろ、私たち人間が有している「時間」があってこそ、感じられる価値であり、幸せであるのです。
その話をしたときに、そのコンサルタントの方はとても納得されていました。なぜならば、彼自身がお金も愛情も健康もそれなりにありながら、あまり幸せを感じていなかったからです。その理由はやはり、その3つを揃えていても、それらを十分に嗜む「時間」が彼にはなかったからだと言っていました。
時間があれば、お金も愛情も健康も、それなりに維持できるかもしれないですよね。時間のありがたみ、、皆に平等に与えられたものだからこそ、その大切さを実感しながら、自身の成長につなげたいものです。