Hanamoyu’s diary

世の中に思うことを本音で柔らかく語ります

Lean In

Lean In という本を読みました。著者は世界最大のSNS企業FacebookのCOO(Cheif Operating Officer)を務めるシェリルサンドバーグという女性です。

 

彼女は誰もが羨むような経歴の持ち主(ハーバード大学MBAマッキンゼー国務長官の下でチーフ職員→グーグル→Facebook)でありながら、じつは「女性」であるがゆえに社会で色々な不安や複雑な感情をもちながら過ごしてきたということを語っています。

 

Lean Inとは「一歩踏み出す」といったニュアンスがあるようで、なかなか自分に自信が持てない人に勇気をもって一歩踏み出してほしいというメッセージが込められているようです。

 

この本では女性が男性よりも謙虚であったり、不安になりやすかったりといったことを統計やエピソードを交えて説明しています。

 

ただ、私はこう思います。彼女が抱いている感情は必ずしも男性が抱かないかものかというと、そうではなく、男性でも同様の感情をもちながら生活している人も多くいると思います。そういう意味では、性別にかかわらず、彼女の本に励まされる、あるいは考えさせられる人はいるのではないかなと思います。

 

人は成功よりも失敗を強く感じる。人は希望よりも不安を強く感じる。ただ、それが真実だとしても、その真実を客観的にとらえることができるなら、肩の力を抜いて、世界をもっと楽しく見ることができるかもしれません。

 

どんなに成功しているように見える人でも、たくさん悩んでるんだな、、。勉強になりました。

 

 

LEAN IN(リーン・イン) 女性、仕事、リーダーへの意欲