Hanamoyu’s diary

世の中に思うことを本音で柔らかく語ります

外資系企業と日系企業の意思決定の違いはなにか

はなおです。

外資系企業に勤務する私はよく海外の方と仕事をする機会があります。

ちなみに以前は日系の企業に勤めていましたが、両者を経験することで、業務における進め方で多くの違いを感じます。

外資(主に米国系) vs. 日系企業の意思決定という形で一概にパターン化はできませんが、私が感じた傾向は同じような経験のある人には「うーん、なんかわかる」と感じてもらえる気がするので簡単に記事にしてみます(あくまで個人的な意見です)

以下、私が感じた外資系(主に米国)と日系企業の意思決定における傾向の違いです。

 

外資系の意思決定】

  • 意思決定スピードはとにかく早い

まず決定してから考える。進めながら修正していく

  • 目の前の結果をだす意思決定をする

短期(1週間ぐらい)の目標に対する執着心は強い。すぐ結果を出してそれを弾みに次に繋げる。結果、企業文化が朝令暮改になりやすく、中長期でみると当初想定した方向と全然違っていても気にしない

幼少から多様性(人種、性別、文化)に恵まれた環境で育つのも関係してか、意思決定の際は多面的な視点から考慮すべき事項を検討する

 

日系企業の意思決定】

  • 意思決定は非常に慎重である

一つの意思決定をするのに慎重な精査や念入りな根回しが必要。業務遂行にもそれらを円滑に行う能力が求められる気がします

  • 中長期の視点を大事にする

外資系企業と比較すると「目の前の結果」よりも「中長期の結果を出すためのプロセス」を大事にする。結果、何回負けても勝つまで「継続する力」が従業員に身につく

  • 和を重んじる

波風はあまり立てないように自己の意思表示を行う。よく言えば思いやりがあるが、悪く言えば強調のための「我慢」を強いられる

なんとなく思いついた順に羅列してみましたが、「まぁ、そんなことはみんななんとなく感じてるよ」とか「深みがないなー。その傾向の裏にはxxxということがあるんだよ」というご意見もあるかもしれませんね。とりあえず、ゆるーく自分の経験から外資系企業と日系企業で意思決定をする際の傾向の違いを書いてみました。

 

一概にどちらが良いとはいえませんが、自分がうまく仕事を進められるのはどちらの環境かな、、と時々考えたりします。